コラム
ひろつおなかクリニックの鼠径ヘルニア手術のポイント
鼠径ヘルニアを完治させるためには、手術によって治療をすることが必要不可欠です。
応急処置で使用するヘルニアバンドや脱腸帯は、あくまでも一時的に脱腸を防ぐためのものなので、根本的な解決にはなり得ません。
とはいえ、鼠径ヘルニアは緊急性の高い病気ではないため、症状次第ではすぐに手術を行わず経過観察をするケースもあります。
治療が必要な場合、当院では傷が目立たない腹腔鏡手術も可能です。
なお、腹腔鏡手術を行う場合は1泊入院が必要です。
状態によって治療プランを考えていきますので、まずはご相談にお越しいただけたらと思います。
手術は「メッシュプラグ法」を用いて行います
当院の鼠径ヘルニア治療は、メッシュプラグ法という方法を用いています。
メッシュプラグ法は、現在最も多く用いられているもので、患者さんに合わせた最適な方法で手術を行います。
メッシュプラグ法とは、本来あるべき部分から外れてしまっているヘルニアをお腹の中に戻し、原因となっている筋膜の部分を傘状のプラグで補強する治療です。
臓器が出てくる筋膜の弱い部分を補うことで、ヘルニアの再発を防止する効果もあります。
治療に使用するメッシュは、さまざまな種類があります。新たな治療方法も開発され、より安全で痛みが少ない手術が実現できるようになりました。
従来の手術では数日間の入院が必要でしたが、現在のメッシュプラグ法は当日に帰宅いただける程度の負担で済みます。
患者さんの負担軽減を重視した腹腔鏡手術にも対応します
腹腔鏡手術とは、太さ5mmのカメラをへその部分から挿入し、お腹の中をリアルな映像として観察しながら、手術を行う方法です。
カメラを通せる程度の切開で済むため、傷の部分が最小限に抑えられ、左右両側のヘルニアでも同じ傷から治療ができるというメリットがあります。
また、鼠径ヘルニアが再発した場合など、治療が困難な症例でも無理なく治療が可能になることも腹腔鏡手術の魅力です。
腹腔鏡手術とは、もともと欧米諸国で確立された方法です。
ふくよかな方々が負担なく治療を受けられるようにと生み出され、世界各国で取り入れられるまでに進歩してきました。
患者さまにとって一番のメリットは、傷が小さいことです。
ただし、腹腔鏡手術の場合は1日の入院が必要となりますので、スケジュールも考慮しながら治療を考えていきましょう。
手術中は全身麻酔で眠った状態なので、痛みはありません
手術を行う際には、全身麻酔と局所麻酔を併用します。
眠っている間に治療を終えますので、痛みなどの心配もありません。
術後の痛みが心配という方もいらっしゃると思いますが、鼠径ヘルニアの手術は大きく切開することはありませんので、痛み止めを用いることで抑えられると思います。
治療に関するご不安や疑問などは、何でもご相談ください。
患者さんがリラックスした気持ちで手術に臨めるよう、しっかりサポート業務を行ってまいります。
鼠径ヘルニア実績は1000件以上!安心してお任せください
ひろつおなかクリニックでは、2012年から鼠径ヘルニアの治療を専門としています。
地域の方はもちろん、遠方からご相談にお越しいただけることも増え、たくさんの患者さんのお悩みに対応してきました。
これまでの手術対応実績は1000件を超えています。
その1件1件の症例は、ひとつとして同じものはありません。
同じ鼠径ヘルニアで、同じ症状を訴えている患者さんであっても、全く同じ治療をして終わりというものではないのです。
患者さん一人ひとりのお気持ちに寄り添い、どんなサポートが必要なのかをきちんと考慮しながら、その方に合わせた治療を提供してまいります。
医院情報
「迷ったら相談できる、地域のかかりつけ医です」
「ひろつおなかクリニック」は、昭和33年の開院以来、これまで3代にわたって久留米の地域医療に携わっています。
そけいヘルニアの専門医でもある院長は、「新しい医療技術を地域に還元したい」と考え、外科、胃腸科、消化器外科など幅広い診療にも尽力しています。
西鉄大牟田線「西鉄久留米駅」「花畑駅」から徒歩圏内と、アクセスも良好♪
久留米の外科、消化器外科、そけいヘルニアのご相談は、ぜひ『ひろつおなかクリニック』へお越しください。
◆クリニック名
ひろつおなかクリニック
◆所在地
〒830-0046
福岡県久留米市原古賀町27-1
電話番号 0942-39-2228
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